どうも音羽です!
現役薬剤師の私が
薬学部の選び方
を記事にしました!
各大学は薬剤師国家試験合格率をウリに学生を募集します!
でもここには重大なからくりがあるので気をつけてください!
真に大切なのは「国家試験ストレート合格率」なのです!
薬学部の選び方①薬学部に家から通うかどうか
まずは家から通うか否かという問題からですね。
家から通うのであればだいたい電車で1時間位以内がいいですね。それより時間がかかると通学が大変になります。実習などで帰りが遅くなることもありますしね。
家から通わない。下宿する。というのであれば全国どこの薬学部も対象となりますね。
だからまずは家から通うか否かをはっきりさせましょう。
薬学部の選び方②薬学部に入るのに必要な学力面
いちばん大切な学力。
成績が悪いのに東京大学薬学部に行きたい。と言ってももちろん無理です。
自分の偏差値・学力にあった薬学部を選びましょう。
私立薬学部の偏差値一覧は
になります。
国立薬学部の偏差値一覧は
になります
薬学部の選び方③薬学部を選ぶのに大切な学費
薬学部は学費が高くて有名な学部です。
だから学費で選ぶことも十分考えられます。
国立なら行ってOK、でも私立は学費が払えないからNGなんてこともあると思います。
- 私立の薬学部はだいたい1年間で約190万円かかります
- 国立の薬学部はだいたい1年間で約60万円かかります
学費が高くて困っているならば奨学金を借りるという手もあります。詳しくは「薬学部の学費が払えないのならば奨学金を借りよう【実体験あり】」へ
薬学部の選び方④薬学部選びにとても大切な国家試験ストレート合格率
薬学部選びにとっても大切な要素として
国家試験ストレート合格率
という物があります。
薬学部に行く目的というのはもちろん薬剤師になるためです。
だから薬剤師の国家試験合格率が高い大学に行きたのは当たり前ですよね。
でもここに実はからくりがあるのです。
大学側としても国家試験合格率を高くしたいのです。そしてそれを売りにして学生を集めたいのです。
だから
国家試験に合格しそうな人しか国家試験を受けさせないのです。
どういうことかと言うと
国家試験に合格できなさそうな人は
卒業試験で落とす
ということです。
あとは、その前のふるいとして
そもそも進級できない。出来が悪い人は積極的に留年させる
という大学もあります。
だから薬学部選びで大切なのは
国家試験合格率
よりも
国家試験ストレート合格率
なのです。
国家試験ストレート合格率一覧はこちら
国家試験ストレート合格率が低い大学に入ってしまったら
ぶっちゃけ本人のやる気次第ではどうにでもなるとは思います。
私の行っていた城西大学は国家試験ストレート合格率は決して高くはありません。でも私はストレートで進級してストレートで国家試験を取れました。
講義の質とかはあるかもしれませんが、結局は自分次第なのです。
定期試験などでも2ヶ月前からしっかり勉強すれば国家試験に必要な学力は自然と身につきます。
注意点としては、国家試験ストレート合格率が高くない大学は学生の勉強のモチベーションが低い人が多い気がします。
- 授業中に寝ていたり
- 後ろの方の席でゲームをやっていたり
ですね。
そういう人が多いので合格率も低くなっていると思います。
おそらく合格率が高い大学はそんな学生はほぼいないと思います。
だから国家試験ストレート合格率が高くない大学ならば友達をしっかり選びましょう。
しっかり勉強をするグループに所属すれば勉強のモチベも保てて、学力も上がります。
薬学部の選び方のまとめ。薬剤師国家試験ストレート合格率が大切のまとめ
- 家から通うかどうかが大切。通学に1時間以上かかるのは実習が遅くなる関係もあり厳しい
- 学費はとても大切。私立だと1年で約190万円、国立なら1年で約60万円
- 薬学部に入る目的は薬剤師になるため。だったら国家試験合格率ではなくて国家試験ストレート合格率を見よう!